サイトマップ
図書館にも書店にもない絵本を綴ろう
HOME
描いてみよう
アルバム
戒式手順についての質問箱
戒式イラストの手順~水彩
戒式ネタ絵の手順~デジタル
profile
お問い合わせ
薄紅色の二枚貝
2020年02月08日
二枚貝で薄紅色って言ったらどの貝を思い浮かべるかな。
「ホッキ貝」
って思った人、今頃ホッキ貝の奥深い味が口の中に蘇ってますように。
私は長いこと殻付で買ったら本当にそのまんま火を通さない活ホッキ状態で食べていたんだけど、もう10数年前かな。函館市のお寿司屋さんに
「当店のホッキ貝は生臭みを消す為にサッと湯通ししています」
ってな意味合いの貼り紙が。
ベージュの活ホッキでも、真っ赤なボイルホッキでも無い〈薄紅色の〉が出てきたのが美味しくてね。
そればっかり何貫も食べた記憶が有るんだよ。
それ以来私もすっかり湯通し派に。
いつも思うことだけど、
「そうした方が美味しいとか知らないのが自分だけだったりして。」
ってのは有る。
常識が欠けてる自信がチョイチョイ有るんだな。
さて、そんな美味しいホッキ貝の話をおしるこちゃんにしたら、
「薄墨色の身がお湯を掛けると身を捩りながら薄紅色に変わるのが面白い」
って所に食い付かれて、見たいって言うのよね。
自分でやれよっ!
なんてな事は言わないで、やるか。
砂が多いから面倒臭いし貝を触ると1日手もかなり臭いので普段はやりたくないけど、そう言われたら使命感という奴が湧いてくるから良い切っ掛けなのよ。
とはいえ、ネットで検索したら幾らでも得意な人やプロの方が紹介しているページに辿り着くのでね、私の説明で分かんなかったらそっちで見ちゃってな。
昨日は大きな貝が1個88円というお安い日だったので
「これはもう今日捌く運命なのだ!」
と思ってやる気が増す。
ここまで育つのに何年かかったのかと考えると・・・
「絶対に美味しくいただきます」
貝を開いた直後。
目立たない写りになってるけどかなり砂を含んでいるので水でガンガン洗う。
足肉、貝紐、貝柱に分けたところ。
ネットの他の皆さんは見易いようにまな板に綺麗に並べてたのでそちらも是非チェックを。
ヒモの部分のアップ。
この時点で砂はかなり落ちてるけど、この唇の中にも詰まってるので丁寧に洗う。
それと、頑固なヌルヌルで包まれてるのが分かるかな。
最初に砂を洗っただけでは全く取れない。
これは、別の人のページでは塩揉みをオススメしていたけど、私は切り込みを入れて剥がす。
切り口からだと意外とアッサリとヌルヌルの膜がプルンと剥がれるから、
「塩を手元に用意してなかったわっ!」
っていうウッカリさんでも、塩を取る為に手を洗う手間が省けてナイス。
足肉を2枚に開いた所。
ホッキの捌き方って色々有るから、こうして2枚にしちゃっても先端の尖りを繋いだまんまにして開いても良いんだろうな。確かスシローさんのボイルホッキは繋がった状態で握り寿司になってたはず。
貝って生命力が強いからこうして開いても生きてる感触がとても強い。
「ごめんなさいね」
と思いながら黒っぽいウロを取り除く。
撮り忘れたけど、必ずここで透き通った橙色っぽい細いストローみたいなのがニョロッと飛び出してくる。
4cm位かなぁ。初めて捌く人は
「なになに?寄生虫?」
みたいに驚く事必至なので覚えといてね。
いよいよ、おしるこちゃんの見たかった湯通しの瞬間。
ザルごと沸騰したお鍋に10秒位ってのが通常らしいけど、私はホッキ臭くなったお鍋を洗いたくないのでヤカンのお湯を掛けるよ。ズボラなんだな。
湯通し前
湯通し後
これはもう、好みだからね。もっと紅くした方が見た目も綺麗だし、弾力や甘味は増すんだろうな。
私はいつもこの辺で終わり。
クネクネとしながら薄紅色に染まって行くのを見るのは快感なり。そして美味しい。
「御馳走様でした。」
件の函館のお寿司屋さんって、名前は何だったろうか?
地図アプリを開いて検索してみたけど、ソレらしいお店は見付からなかった。
確か、函館から上磯に向かう幹線道路の左側だったんだけど・・・たかが10数年前の事なのに、何度かお食事をしたのに、思い出せない。
こんな私だから、何でも書き記しておかないと。
※ネットの先人達はもっと分りやすく、私のように謝ったり脱線したりはしてないので、是非そちらを閲覧してね。
|
06:52
前の記事
次の記事
コメント
[1] おしるこ | 2020/02/08 11:24
なんだか結構な手間がかかってそう…。お疲れ様でした。ありがとうございます。
量は満足いく感じなんですかね?捌きたては美味しいんだろうなぁ。食べ方はどんな感じなんだろ。醤油つけてパクっとかな?
[2] 戒 | 2020/02/08 12:00
こんにちは。
普通のお刺身の食べ方よ。
わさび醤油でパクっと。
コメントありがとー。
name..
:記憶
画像認証(表示されている文字列を入力してください):
最新記事
終活
遺産
今日のバラ
困った時の何頼み
そろそろお別れの時
何が起きたのか分からないまま過ぎていく日々の暮らし
憧れのコーデの話
ナルシスト
アーカイブ
2020年02月 (41)
2020年01月 (50)
2019年12月 (49)
2019年11月 (27)
2019年10月 (3)
2019年09月 (51)
2019年08月 (42)
2019年07月 (70)
2019年06月 (71)
2019年05月 (82)
2019年04月 (86)
2019年03月 (78)
2019年02月 (51)
記事検索
▲
Copyright (C) 2024 緑碧堂 All rights reserved.
-
このページは かんたんホームページ作成 Grupo で開設されました
-