もしも願いが叶うなら

石を扱ってる雑貨屋さんて、何て言うの？
石屋さん？
石屋さんだと墓石とか庭石の方の大きい物をイメージしちゃうんだよな。
プラカップに詰め放題で300円位の。
丸く研磨された石を見たこと有ったらイメージしてね。
あれだよ。

見える？
それっぽい？
石、好きなんだよねぇ・・美しいじゃないの。
子供の頃はよく拾って帰って叱られたっけな。
「魂が入ってるから返しておいで」
って。

さて、和歌に宝石の出てくる歌が有ってね。
あさにけに　みまくほりする　そのたまを　いかにせばかも　てゆかれずあらん
（大伴宿禰家持）
って、これ、実は「そのたま」は宝石そのものじゃなくて、恋する女性なんだそうな。
愛しい人をどうやったら手離さずにいられるだろうか。
簡単に言うとこうなるのかな。
どの解説を見ても、直球な恋の歌って感じで紹介されてるけど、彼女を宝石に例えてしかも和歌にするなんて魔球じゃね？って私は思ったり・・当時は和歌で伝えるのが普通だったからそこは珍しいとか捻りじゃないのか。

夜も更けたし、明日の朝また朝陽を透かした美しい珠が手元に有る事を願って寝ようっと。

こっちは途中経過。

まずい、こっちの方が綺麗じゃね？

図書館にも書店にもない絵本を綴ろう

もしも願いが叶うなら