空色多め・雲多めの風景画

立ち昇って広がる雲と青空ってオールシーズン見られて当たり前なんだけど、私みたいな省略に省略を重ねた塗り方で描いちゃうと、どれも真夏の入道雲に見えなくもない大惨事になっちゃうんだよね。
季節感をどこで出そうか。
雲をしっかりと観察して綺麗に描き込むのが1番だとは思うし、それが練習という面でも正解だと思うよ。
しかしそこは置いといて・・・テキトーな戒式なのでね。
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取り敢えず空っぽい色で雲と空を大雑把に塗り分けちゃおう。
遠くの地平線の近くは明るく白く見えてても少し彩度を下げといた方が遠くへ下がってくれるのは、お馬鹿な私でも知ってる話よ。
無題2776_20200121160900
一旦乾かして眺めてたら、空が単調に思えてきたので画面の上の方の空に少し濃い青を乗せてみた。
余談だけど、広ーく青空を撮りたいなぁ・・なんて、余り質の良くない広角レンズで撮影したら角の方の青が暗く写っちゃった事って経験有るかな。
所謂〈周辺光量の低下〉ってやつね。
写真の世界では宜しくないその現象を、絵に持ち込むと簡単に描いた時には広角レンズらしさが出て勝手に広く見える事が有るから驚きだ。

さて、それでは季節感の話に行こうかな。
冬っぽさを出したいなら、地面を雪にしちゃうとか。
葉っぱの落ちた広葉樹(冬木立)を描く、雪を積もらせた針葉樹を描く、こんなところか。
今回は雪原の里の風景にしてみた。
無題2776_20200121153340
適当に混色したベージュをドライブラシでサッと引き塗りしたところが、ススキなんかに見えたら良いなぁ~。



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