今日の蕎麦、と冬景色

今朝は普段とはちょっと違うルートを運転して、港の風景を眺めたりでその様子を２枚。

本当は写真の方が水面がキラキラギラギラしてて青い風景の色もコントラストも美しいんだけど。
それはまぁ、撮影場所が分かると後々問題も出てくるからね。
絵にして暈すと【観た人の頭の中に在るどっかの港】に生まれ変わるんだなぁ。

ここに寄ったのは、ふと【冬景色】を聴きたくなったからで、聴きたくなったのは子供の頃に通ったピアノ教室の優しい先生を思い出したからなんだよ。
先生が私のピアノに合わせて歌いながら、古い言い回しの歌詞について丁寧に解説をしてくれたのね。

冬景色

さ霧消ゆる湊江（みなとえ）の
舟に白し、朝の霜。
ただ水鳥の声はして
いまだ覚めず、岸の家。
烏（からす）啼（な）きて木に高く、
人は畑（はた）に麦を踏む。
げに小春日ののどけしや。
かへり咲（ざき）の花も見ゆ。
嵐吹きて雲は落ち、
時雨（しぐれ）降りて日は暮れぬ。
若（も）し灯火（ともしび）の漏れ来（こ）ずば、
それと分かじ、野辺（のべ）の里。

季語で分かるらしいけど、初冬か晩秋の歌なんだってね。こっちはまだまだ冬だからいいか、今でも。

さて夕飯は。
今朝炊いた白米で家族全員を賄おうとしたら１人分足りなくて自分だけ狙ったように蕎麦。

狙ってなんかいなかったから天婦羅の具のバリエーションに困って、生まれて初めてほうれん草揚げを作ってみたら美味しい。
いつも下茹でしてからのメニューばかりだった。
目から鱗とほうれん草。

図書館にも書店にもない絵本を綴ろう

今日の蕎麦、と冬景色