山口さんちの・・・

インスタントラーメンやカップ麺じゃなくて、所謂生麺の中華麺に拘りって有る？
細麺・中太麺・太麺の他、製麺所に依っても食感や風味って全然違うじゃない？

私はそんなに拘りって無いんだけど、自宅から少し離れたスーパーマーケットで売っている３玉98円の生麺に一時ハマって、その店に行く時には少し多めに買ったりしていた・・・のが、突然そのスーパーで扱わなくなっちゃってから間も無く1年。
時々とっても食べたくなるんだよ。
ツルツルしてない、少しザラッとした口当たりの中太と細麺の間位の真っ直ぐ麺でね。
幼い頃、出前で食べたラップがピチッと掛けられた醤油ラーメンを思い出す。
名前は確か、長岡屋さんだったような。
明大前と下高井戸の中間に有る家で出前で食べてたんだから、多分その辺りに有るハズなんだけど、ふと思い出して検索しても長岡屋さんてお店は見付からなかった。
名前、間違って覚えてたりして。何せ小学生の頃だから。
食べる度に幼少の頃を思い出せる中華麺、製造元は山形県の山口製麺さんというところだった。ご近所の何処を探してもその３玉98円の麺は見付からなかったのに、昨日イオンに行ったら醤油ラーメンのスープが付いた2食入りで冷蔵ケースに並んでるんだわ。
あ、このパッケージでは探した事が無かった。
もしかしたらこれまでもイオンですれ違ってたんじゃないの？
とにかく嬉しくてドキドキしながら麺を茹でる。

そして、今回の主役は麺だというのに麺なんて殆ど見えない写真を撮ってしまった。
具が乏しいのは気にしないでね。

麺は！こうだっ！
感動の再会のハズなんだけど、何か違う。
３玉入りで買っていた時、自分は戸田久さん(岩手県のメーカーでこちらの地方で最も出回っている中華麺はここ)の味噌ラーメンのスープと合わせていたのだった。
違和感は間違いなくそこだった。
(何故、味噌味で食べて醤油ラーメンを思い出していたのか人の記憶って面白いよね)

戸田久の中華麺は私にはツルツルし過ぎで嫌いじゃないけど・・・好きでもないが、味噌ラーメンのスープは大好きなのだった。
山口製麺さんの中華麺＋戸田久さんの味噌スープ＝自宅で味わう最強の組み合わせ(私の中で)ってのがハッキリした。
そんな戸田久さんの味噌味スープを語り出すとまた長くなっちゃうから今回はこれで終わり。

図書館にも書店にもない絵本を綴ろう

山口さんちの・・・