愛しのブロッコリーちゃん

花を描きたくなってね。
火曜日に切り花がお安く売られる花屋に行ったんだけど描きたくなるような花とお値段が折り合わなくて。
「花と言えば花じゃないか」
青果売り場でブロッコリーを買ってみた。
どうやって絵になるように構図を作ろうか?
ゴロンと真ん中に立てるわけにもいかないじゃない?
「これは、切り花なんだ、バラやチューリップとお仲間なんだ」
と言い聞かせて一生懸命考えるけど思い付かないので時間を掛けて美しい花を見詰める気持ちでブロッコリーに接する事に決めた。
「大好きだよブロッコリーちゃん。バラより美しいよ。」
とかね、折角なので色々愛の言葉を考えで実際に話し掛けてたんだな。
「小さな花がこんなに。なんて可憐なんだろう。」
「君の先端の美しい薄紫のお陰で、私のスケッチはこの樹何の樹と見間違われる心配がないよありがとう。大好きだよ。」
「ブロッコリーよ、君はまだ蕾なんだ。ゆっくりと開かせるのが楽しみだよ。」
我ながら、日中の私は阿呆だったと思う。
散々ブロッコリーちゃんに話し掛けて日付も変わってから描いた絵は
無題2722
普通ーーーーーーの出来映えだった。

「あなたの身体が美しく色付くかは、私の茹で加減1つで決まるんだよ・・・」
ちょいちょいSな本性が出てくるのでもう寝よう。



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name.. :記憶

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