水彩画の手順~置かれた紫陽花2020.7.12

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真上からの部屋電1灯で白いテーブルに置いた紫陽花をササッとスケッチね。
右上に見えてる色は隣に有る別の絵の1部分だからそこは無視してな。
ゴチャゴチャするのと、長く描いてると飽きちゃうのとで鉛筆での下書きは殆どしないでポイントだけにしてあるよって所から。
いざ!着彩!


無題3633_20200712231826ピンクの紫陽花は、レモンイエローとオペラ、赤を使って青みの少ないピンクを作って。
青紫の方はセルリアンブルーとオペラ辺りで混ぜ過ぎないようにポンポンと置いてく感じでね。




無題3633_20200712231718葉っぱの方は今回はリーフグリーンをメインに。
赤みの見られるポツポツとしたシミなんかも乾き加減を見ながらチョイチョイ入れてく。
全体が乾く前に影になる色を作って塗ってく。青紫の紫陽花と変わらない色でやってるよ。




無題3633_20200712231631太い茎の陰影や、萼の間から見える極細の茎を塗ってく。
極細の方は特に色を付けてない筆でも、萼の色が乾いてないので適当に滲んでくれて良い具合に色が入ってってると思う。




無題3633_20200712231524一旦乾かして大雑把に描き込んでく。
1輪1輪見るより房的な捉え方をして「萼の裏側」を意識しながら暗めの色で埋めてく感じ。




無題3633もう1回乾かして更に描き込みを。
やり過ぎるとゴチャゴチャするし、そんなに描かなくても紫陽花と分かればオッケー的な所で止めるのがテキトーな戒式。
大事なのは影と茎や萼の接してる所と浮いてる所の違い。
接してる所をある程度キリッとさせないと重力を見せづらいのでそこはしっかりとやって完成。