Country House

Blur のCountry houseを聴きながら「山道で見掛けたけど描いてる時間がなくて撮影したただけの物件」を描きたくなってね。
切れ端の長細い水彩紙に。
無題1780


この手の屋根の形は農家によく有るんだけど、どちらかというと酪農家なのかな。
田舎道を延々運転して、時々現れるこんな建物に人の気配を感じてホッとしたりねぇ。
田舎田舎・・・ってその日の光景を思い出してたら、頭の中に中学時代の合唱コンクール以来1度も聴いてなかった歌が思い出されたんだよ。
隣の隣のクラスの自由曲で、本当にその頃しか聴いてないのによく覚えてるんだな。
若い頃の記憶力ってのと、印象的な美しい楽曲の相乗効果か。
YouTubeで検索したら有った!
そしてここに記そうとしてGoogleで歌詞を検索したら、元々詩で有ることも知った。
調べるって良いね。

汽車に乗って あいるらんどのやうな田舎へ行かう
ひとびとが祭の日傘をくるくるまはし
日が照りながら雨のふる 
あいるらんどのやうな田舎へ行かう
窓に映った自分の顔を道づれにして 
湖水をわたり 隧道(トンネル)をくぐり
珍しい顔の少女(おとめ)や牛の歩いてゐる
あいるらんどのやうな田舎へ行かう

丸山薫 『幼年』より 「汽車に乗って


長閑で良い詩だ。
描いたのはアイルランドではなく、東北だけど。

実はこんな状態で描かれてるこの2枚。
無題1781
やっぱ栞しか使い様がないよね。



コメント
name.. :記憶

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