図書館にも書店にもない絵本を綴ろう

水彩画の手順～渡辺江里子嬢

誰もが知っている人を描くというのは、外見に特徴が有ると「あぁ、あの人ね」と分かって貰い易い反面、似ていなければ見ている人にハッキリとそれが伝わってしまうので細心の注意が必要なり。
誰を描くのか選ぶ所から、しかし１番大事なのはモデルさんを好きかどうかなのかもな。

今回はテレビの画面をスマホで撮影した画像を元にしているので、見本が粗い。
はっきり見えている所だけ押さえる感じで簡単に下描きを済ませたところ。

阿佐ヶ谷姉妹の衣装が優しいピンクなのでホルベインのオペラというピンクで全体の陰影を。
肌の部分には多目にレモンイエローを、背景にはほんの少しセルリアンブルーを混ぜている。

生乾きの状態で、セルリアンブルーを髪や肌の影に差したところ。
ここで一旦乾かす。

同じ絵の具で暗めに混色して眼鏡や陰影を引き締めたら完成。
江里子さんに見えるかな。見えますように。