透明水彩で簡単にミニトマトを描いて行こうか。
描き終わったら食べるのだから瑞々しい内に終われるように、15分くらいで描き上げる事を目安にしよう。
丸いトマトと半切りのトマトを自分的に落ち着くバランスで並べてみた。
ここで単調な絵になるかならないかが50%は決まってしまうのが手数の少ない戒式だったりする。
大まかな輪郭を薄く描いてみた。
種や影についてはここでは描かずに置いても問題は無さそう。
明るく薄い色の部分から色を乗せる。
キラキラとした艶を塗らずに残す事を忘れずにやらないと後が大変なんだよね。
今回はスカーレットレーキとカドミウム・レッド・ディープで赤を。
下からの反射を受けている皮にはセルリアンブルーをスッと一筆で描くように乗せているよ。
テーブルに落ちた影もトマトと同じ赤と青を使って同時期に、出来るだけ余り弄らず塗ってしまおう。
ここまでで完全に乾かして、ヘタ、テーブルとトマトとの際に赤と青を混ぜて作った暗い赤で。
細い面相筆を使って、特にヘタは迷いの無い動きで勢いよく引いた方が良いような気がするんだよ。
その方が活きが良く感じるんだけど、どうかな。