食べ物の絵の手順~麺と具とスープ

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ブログの中で登場した具沢山の饂飩の絵。
アイビスで手早く描く手順を、スープと具の部分だけピックアップで解説するよ。
勿論専門にこういう絵を描いている人にはちゃんと正しい手順が有ると思う。ここではあくまでも速描きの戒なりの手順だということを踏まえていただけると有難い。


無題846目指す完成画はこちらで、ブログよりワカメを多目に増やしているよ。
彩りのバランスと食べた時の満足度を考えて具沢山にしたいけど、麺が見えなくなると見ている人に饂飩という情報が活字でしか伝わらなくなるのでその辺は程々に。




無題846-1別に解説しているふろふき大根のようににテーブル器を描いたと思ってね。
丼の中のスープを作ったら、コピーで同じレイヤーをもう1枚作っておこう。
一旦そのコピーレイヤーは非表示にしてね。




無題846-2スープの上に、麺やら具やらを適当に各々別のレイヤーに分けてどんどん描き込んでいこう。



無題846-3先程作って非表示にしていたスープのレイヤーの不透明度を今回は70%位に下げて描き込んだ麺と具のレイヤーの上に被せるように移動するよ。
被せるスープの透明度は先に作ったレイヤーの具合(今回は元のスープのレイヤーの時点で不透明度が100%ではない)にも依って変わるので毎回同じではなく、そこは描く人が加減してね。




無題846-4上に被せたレイヤーの、麺や具がスープの上に出て来て欲しい部分を消しゴムツールで適当に消していくとこんな感じ。
あとから際の部分に加算・発光でキラッとハイライトを入れるのを忘れずに。
ここも、入れすぎるとうるさくなるからバランスを見ながら加減してね。