水彩画の手順~ビー玉

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ブログに出て来た消しゴムの使えない弱い紙でも、単純な形なら鉛筆の下書きをしないという方法が有る。
というか、ビー玉みたいな球体って鉛筆の迷い線がやたらと出来たりしない?
私はあるよ。それだったら潔く
下書き無しだ!
さぁ、行ってみようか。


無題841-2ビー玉の形になるように、水で円を描いてみるよ。
紙が弱いという事はマスキングも使えないのでキラリと光るガラス反射はここで確実に塗り残す。




無題841-1右から光が当たっているので、乾く前に左に傾いたラインで明暗の際になるように、ビー玉のベースになる色を濃い目に乗せてみる。



無題841-3左下に伸びる影を描く為に描きたい部分より広めに水を塗る。



無題841-4乾く前に影に暗めの色を溶かして水の中にぼんやり滲むことで、影の輪郭がぼやけた様子を表す。
写真はここで一旦乾いた状態。写真では薄く見える実際にはもっと色は濃い目だよ。




無題841-5キリッとした輪郭や、テーブルとビー玉の際を分けたのがこちら。
これだとまだ透明感が少ないからもう少し様子を見ながら足してるけど、あとはブログの方の完成画を参照してね。